2009/03/31

本作りで考えた肩書き

ここ数日は、次の本のことで脳みそが一杯。


数え切れない写真の整理を始めてみたら、半日経っても半分も終らないんです。


この手の内容の作業は、脳みそを使って考えていても進まないので、機械的に進めるのが良いんでしょうけど、なにせ自分で撮影しているものなので、色々と思考が働いてしまうんですね。


そんな中で本を作るということを考えていたら、更なる疑問が・・・。


私の職種の肩書きは、一体なんなのか?


これはここ数年くらい脳みそに疑問符として引っかかっているものなんですけど、未だにピンと来るものがないので困ったチャンなんです。


デザイナーにも変わりはないし、チャネラーにも変わりはないし・・・。


本を出してしまったので、著述家というのも有り得るし、小説を出そうとしているので、そしたら小説家も有り得るし・・・。


「メタイントゥイション・アーティスト」という肩書きを使ってみましたが、浸透率が低すぎて、質問攻めにあってしまうし・・・。


これが進化して「インターダイメンショナル・アーティスト」というのも使ってみましたが、これは更に輪をかけて解説が必要だし・・・。


引き続き更に本を出して行く方向性にいるので、執筆業というものあるんですけど、私の場合は執筆だけではないので、混乱チャンなんですね。


出版社から送られて来た本の数々をめくっていたら、更に混乱してしまいました。


著者の皆さんには、それぞれ職種として見合ったタイトルがあるんですわ。


例えば、ハワイアンキルトをやっている人が本を出したら、当然タイトルは「キルター」ですよね。


フリーのライターさんだったら「フリー・ライター」。


文字を書くという意味では、執筆業とか、作家とか、ライターとかいう、何かを書くジャンルに入りそうなものなんですけど、これがまたピンと来ないんですわ。


だって私の場合は、取材とか執筆と編集とかでは終らないんです。


普通だと制作というのは分業が基本です。


本の最後には制作に関わった人の奥付という箇所があって、そこには大抵の場合、下記のようにかなりの職種の方々の名前が羅列されます。


著者:○○ ○○
写真:○○ ○○
デザイン:○○ ○○
イラスト:○○ ○○
撮影:○○ ○○
ブックデザイン:○○ ○○
DTP:○○ ○○


私の場合は・・・。


著者:まか〜ウラ
写真:まか〜ウラ
デザイン:まか〜ウラ
イラスト:まか〜ウラ
ブックデザイン:まか〜ウラ
DTP:まか〜ウラ


何か間が抜けている感じもしますわな・・・。


本の著者には変わりは無いんですけど、「著者」というタイトルは一般的に変です。


一人で中身から外身までやってしまうんですから「執筆業」だと片手落ち・・・。


この世の中に、一体どれくらいの人が、自分で書いて、自分でデザインして、自分で撮影してしまえるのだろう? と良い風に考えると、かなりの希少価値なわけです。


しかし「希少価値な人」というタイトルはかなり変です。


まぁ「マルチ」という意味では「マルタイダイメンショナル・アーティスト」という言い方も出来ますわな。


会社に属してませんから、「自由業」という類いに入るんですけど、これもまた・・・。


やっぱり「次元航海士」というのにしようかな(笑)