前回紹介したジムさんによると、神の意識が存在するスピリチュアルな世界から細分化され、私たち一人ひとりの人間が焦点が合っている低い波動の世界というのは、5段階に分かれるそうです。
ダスカロスの言っている波動の世界とは気持ち違うようですが、言っていることはほぼ同じですね。
これらの低い波動世界は、それぞれが違った波動域に存在しています。
それらの世界は「時間と空間の次元」や「二極化の型面」、「形と物質の領域」、「カルマの領域」、「幻想の領域」、「現世の領域」などと様々な呼び名で呼ばれています。
これを波動の上昇の5段階で言い換えると以下のようになります。
1:肉体次元の領域
2:アストラルの領域(創造的な想像の領域)
3:カジュアルな領域(感情の領域)
4:メンタルな領域(思考:心の領域:知性と意図的に知る意思)
5:エセリック(エーテル)な領域(潜在意識的な領域で、より高い領域から低い領域を絶縁する。別名:無の領域)
これらの5つの低い波動域の領域と対峙して、スピリットの領域は時間と空間の錯覚的な構造に基づいて創られてはいません。
その代わりにスピリットの領域は永久的であって永遠であり、愛らしさと至福のみによって特徴づけられます。
そして私たちの意識が上昇して、神と共にその他の全ての意識と統合されたスピリットのレヴェルに目覚めると、神とその他との分離を経験することなく、直接的な経験、直接的に知ることになります。
それらの高次元、スピリチュアルな領域は2つに分類され、この領域では時間と空間の制限を受けません。
6:魂の領域:魂の還る場所。
7:魂の領域を超えて広がる、沢山の純粋な魂の領域
続く(笑)
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第一章:「霊的な旅」の続き
純粋な魂の領域の中心にある、具現化されていない神の純粋な形態を通じて、「あなた」、「私」という具合に意識が具現化します。
それは大海の中の一粒の雫(しずく)のようなもので、この意識は神との一体化から分離されることはありません。
それは言うならば、神の独自の表現形態として、ある特定のユニット、もしくは閃光として整えられます。
それらの閃光は独立した魂、そして私たち一人ひとりが神の超越した側面を内在しているということでもあります。
魂は純粋無垢であり、潔白、そして、エセリアル(霊妙)であり、そしてそれが述べたように魂の領域であり、故郷なのです。
創造の時において、神は彼自身を自己表現し、経験することを求めました。
そしてこの理由から、彼は沢山の領域と、沢山の命を彼自身のオリジナルで、形のない統一された形態から作り出しました。
そして彼は自身の超越された意識の側面として魂たちに、彼らが低次元を経験し、体験出来る機会を与えました。
この本当に素晴らしい機会は、私たちの魂が、単に魂の領域だけでなく、全ての創造の領域で私たち自身の超越された在り方を経験することが目的です。
この追加された経験は、私たちが高次元にある神の故郷へと還ることです。
そうすることによって、創造者である神自身が、彼の子供達である私たちを通じて、彼自身のことを更に深く知ることができ、自らの創造を経験出来るからです。
実際の所、魂自体は魂の領域から全く離れてしまっているわけではありません。
その代わりに、魂の一部を低次元へと送り込み、下降して入り、投影しているわけです。
そして魂が肉体の領域で輪廻転生する時に、それは5つの低次元の領域での経験を得るための「エーテル体」、メンタル体、カジュアル体、アストラル体という肉体をまといます。
それらの5つの身体は、人間の低い側面を構成し、私たちの中に存在する自身の高い側面であり、究極的に私たちの真実の姿である超越された意識と対峙します。
それではこれから、この具体化の行程をもっと詳細に見てみましょう。
魂が最初に低い領域の段階での経験をするためにエセリック(エーテル)の領域へと投影するとき、それはエーテル体を通じてゆきます。
インドの聖人がサンスクリット語で書いた教えによると、この範囲というのは「マハ・サンン」と呼ばれています。
エセリックは暗い領域で、そして一般的にその個人の潜在的な方法で経験されます。
続く(笑)
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