友人のメールでフラレアに本の紹介がされてるのを知りました。
http://www.biblilog.com/ を運営してる浅海伸一という人の書評だそうです。
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「僕はどうもスピリチュアルとか癒やしとかヒーリングという言葉が苦手なのです。
ここで紹介する本書もタイトルからして、ね。
しかも著者紹介には(チャネラー)とかあって。
あああ、一番苦手なキーワードに引っかかってしまいました。
でも実際手に取ってみるとあまり気にならないですね。
一般的な観光スポットとヘイアウなどをバランスよく取り上げた一冊になっています。」
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酷評ではなかったので安心しました。
確かに世の中にはスピリチュアルな事柄や、ヒーリングに対して抵抗のある方も多いのでしょうね。
常に「スピリチュアル+ヒーリング+ニューエイジ+メタ・フィジックス」の世界に生きていると、ツイツイそれが普通の生活になってしまうので、それらの事柄に違和感や疑心感を抱いている人たちがいることを忘れがちになってしまいます。
「チャネラー」という肩書きが一般的に、どういう印象や反応を及ぼすのかというのは様々です。
この肩書きに対して拒否反応や猜疑心を抱く人もいます。
それは「チャネラー」という肩書きが誤解を生む確立が高いからなのでしょう。
実際にはこのチャネラーにも様々なジャンルやヴァリエーションがあって、全ての人が同じような形式でチャネリングを行うわけではありません。
トランスやセミ・トランス状態で、宇宙意識や身体を持たない意識体をチャネリングするというのが90年代の主流でした。
しかし新世紀に近くなるにつれて、その形もさらに柔軟になり、 この肩書きの持つ概念の幅も一般的なイメージの幅も大幅に広くなってしまい、とても曖昧さをましてしまっています。
チャネリングで華やかな部分というのは、革新的な宇宙情報やアセンション情報などが一般的です。
しかし実質生活の中で実際に必要なのは、自己改善や霊的な成長に対して有効性の高い情報であって、日常生活から意識が大幅に外れてしまう類の情報ではないと思っています。
「スピリチュアルに楽しむオアフ島」は基本的にはパワースポットの情報を出すというのが主な目的ではありましたが、その情報をどのように一冊の本として提示するのかが大きな課題でした。
多くの人たちはエネルギーや波動を感じられないのがほとんどなので、「この場所がパワースポットだよ」とそれだけを提示しても、その場所のエネルギーを有効に使って自己成長の役に立たせるという情報が記されていなければ全く意味をなさないわけです。
それプラスに、オアフの歴史的な背景とか、宗教的な概念を理解していないと、とんでもない誤解を生んでしまう可能性も多々ありました。
随分と前に世界中のパワースポットを選別して一冊にまとめた本が出版されましたが、その中に含まれていたハワイ諸島の情報は、「歴史的な観点から見た情報」で、「この場所は昔は・・・・・」という解説の中には、エネルギー的、波動的な解説など一切ありませんでした。
このガイドブックの主点は、ただパワースポットに興味のある方だけでなく、歴史やハワイの文化に対して興味のある方々にも読めるような本としてデザインしてあることです。
普遍性が高くなければ、マニアックな本として紹介もされなかったかも知れません。
そういう意味では、チャネラーという肩書きの著者が、フラレアでの書評で無難な評をいただいたのは幸いなことなのだと思います。
たぶん、このチャネラーという肩書きが付いて廻る以上は、同じような状態に多かれ少なかれ体面しなければならないのでしょう。
私のチャネラーとしての仕事は、「誤解を生まないように、チャネラーという概念の質の高さを維持する」というのも含まれているのかもしれません。
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