第四章⑩アセンデッドマスターの赤い薔薇


シャスタ旅行からサマミッシュ宅に戻った時に玄関先に一輪の小さなディープマジェンタの薔薇が咲いて待っていました。

旅行前には咲いてなかったし、気づきもしませんでした。

シャスタ旅行前から裏庭にはディープレッドの大きめの薔薇が幾つも咲いていて、それらの裏庭の薔薇は咲き終えると花びらが落ちてしまいました。

しかし前庭の小さなマジェンタ色の薔薇は、花を落とすこともなく咲き続けたのです。野生の鹿の餌として食べられてしまうこともありませんでした。



普通は花びらが落ちて惨めな姿になるのですが、この不思議な薔薇は、そのまま枯れて散ることもなく、ドライフラワーになって残っていました。
 

この少し不思議な赤い薔薇に関することは、かれこれ15年以上も前に始まったもので、ホノルルで3晩目に住んだコンドミニアムに入居した時に、眼に見えない配達人によって届き始め、それから引っ越しをする度に現れ続けています。
 

最初の登場は昼間で、玄関から離れた自室で昼寝をしていたのですが、突然に響いた玄関のチャイムの音に目覚めました。

瞬間的にベッドから立ち上がって居間を通り玄関を開けたら、今まで会ったこともない知らない人、薄茶色の髪の毛で探検帽を被った白人の男性が立っていて、何の言葉も無く一輪の薔薇を差し出されました。

その瞬間に本当に目が覚めてベッドから飛び起きるのです。

肉眼を開けたら実は寝室に寝ていて、それは鮮明な夢を見ていた時のように、頭の中の映像を観ていたのだと気づくのです。
 

この普通の眼では見えない不思議なメッセンジャーはいつも片手手に一輪の薔薇を持ち、 その枝にはリボンがついているのです。それ以来この不思議な片手に薔薇を持ったメッセンジャーは、私が居を移す度に玄関先に現れるようになりました。

引っ越しした翌日に現れた時もあれば、数日後に現れたり、同じ住居で2回現れたこともあり、6晩目のコンドの時には居間で本土から遊びに来ていた友人が寝ていたのですが、そんな中でも夜中にチャイムを鳴らして起こされたこともあります。
 

これらの神秘体験の本質的な意味が分かったのはシャスタ山から帰って来た2012年の夏で、それから不思議な薔薇に関係する情報を探してみたら、それはアセンデッドマスターにも繋がる、一般的に〝薔薇十字〟と呼ばれるロージクルーシャンに関係するシンボルということが解りました。



薔薇十字というと良く影の支配階級と呼ばれるフリーメーソンやらロスチャイルドなどと関連づけられるケースが多いのですが、真実はそうではありません。

薔薇十字の教えやその思想、世界観があまりにも秘教的なために、それを理解しようとする動きの中でフリーメーソンなどの団体が枝葉のようにして生まれただけです。

それらの団体は、単に薔薇十字の思想を元にしているというだけであって、薔薇十字そのものではありません。
 

薔薇十字思想の始まりは始祖とされる中世の偉人、クリスチャン・ローゼンクロイツ氏によるものです。



15世紀の初期、まだ16歳の時にローゼンクロイツ氏は中東のトルコ、アラブ、ペルシャなどの当時はオリエントと呼ばれていた諸国をまわり、賢人たちからエソテリックな教えを学んだとされ、その可能性として、スーフィ、またはゾロアスター教のマスター達が示唆されています。
 

ローゼンクロイツ氏は謎に包まれた人物で、今では神話的な趣きとも言える、神秘的な話が言い伝えられています。

彼の死体は、死後120年後になってから発見された隠し部屋から、完璧な保存状態で見つかったというものです。
 

そしてローゼンクロイツ氏は、アセンション・マスターの一人であるセイント・ジャーメイン伯爵(サン・ジェルマン伯爵)として再び現世に現れ、その後にも歴史的に名の高いフランシス・ベーコンとして姿を現したと後の神秘学者やオカルト主義者たちの中で語られるようになりました。
 

この謎めいた背景の多いローゼンクロイツ氏が設立したのが「薔薇十字の思想」と呼ばれ、1622年のパリの街壁に一枚の謎めいたポスターが貼られました。
 

 "We, the Deputies of the Higher College of the Rose-Croix, do make our stay, visibly and invisibly, in this city (...)"
 

「私たち、ローズ-クロイクスの高位大学の代理人は、この都市で、明らかに、そして目に見えることなく、我々の滞在を作る」
 

その数日後に登場した二枚目のポスターは以下のように締めくくられていました。
 

"The thoughts attached to the real desire of the seeker will lead us to him and him to us".
 

「本当の探求者の願望に添えられた思考が私たちを彼の元へ、彼を私たちへと導くであろう」
 

この二枚の謎めいたポスターがパリの街中に出現した時に、薔薇十字団をめぐった世間の熱はピークを迎えました。
 

薔薇十字団というのは目に見える存在ではない人々、次元上昇を通過したアセンデッド・マスターと世慣れる少数の人々のグループのことで、現実レベルに存在している何かの団体ではないということです。

また誰かの門下を叩いて弟子入りすることでも、何かの団体的な組織へ入団することで薔薇十字の一員となれるわけでもありません。

何処かに出向いて行かなくても、誰かに師事しなくても、精神世界を探求する人、真理を追究することが止まないほどに熱望する人の思考が、薔薇十字を引き寄せる、向こうの方から訪ねて来るということです。

それは単なる訪問ではなく、面接試験のようなものでもあり、先々で提示される試験問題をこなして合格点をもらわなければ先に進めないという非物理次元の大学に入ったようなものなのです。
 

後の18世紀になり、ヘレナ・P・ブラヴァツキー (Helena Petrovna Blavatsky)という神智学を創唱した神智学協会の設立者が現れます。



神智学はキリスト教・仏教・ヒンドゥー教・古代エジプトの宗教をはじめ、さまざまな宗教や神秘主義思想を折衷したものです。

その影響力はロシアの作曲家スクリャービン、イェイツやカンディンスキーなど多くの芸術家たちにインスピレーションを与えました。
 

ブラヴァツキー夫人は教えの中で「アセンドする権利を得た魂たちのグループは、教師として時から時に渡って地球へ戻って来る。または高位に存在する領域から教える」と説いています。

彼女はその人物をアセンデッド・マスターと呼び、その方は彼女が旅を続けた中で出会い、教えを授けた人物たちで、ブラヴァツキー夫人を導いたスピリチュアル・マスターの名は「クツミ」という存在です。


クツミは何度も歴史的に重要な人物として転生して来たと言われ、彼の輪廻転生の足跡はエジプトのファラオ・ツトモス三世、哲学者のピタゴラス、アッシジの聖フランシス、聖書に登場するマギの一人であるバルサザー、そしてスハー・ヨハンだと言われています。
 

ローゼンクロイツ氏と薔薇十字に関することを調べていた時に、それに関係する別の出来事を思い出しました。

2000年頃だったと思うのですが、その頃よく一緒に遊んでいたサイキックのロコジャパニーズと一緒にダイヤモンドヘッドの眺望が眺められるバーで話しをしていたら、

それまで一度も見たことのない30代後半くらいの白人の男性が私たちの元にやって来てスピリチュアルな類いの話しを始めました。
 

その時の成り行きが不思議だなと思ったので上に聴いたら〝M〟に師事している人だと教えられました。

そこでいきなり〝M〟のために活動しているのかと聴いたら、自分はMOTHER(地球)のために活動していると答えが返って来たのです。

しかし私の頭の中で上の言う〝M〟と彼の言う〝MOTHER〟が直線的に繋がらず、その頃から〝M〟という存在に対する不思議な感覚を持ち始めましたが、それから本気になって〝M〟に関することを調べたわけでもなく、そのまま脳裏の隅に追いやられていました。
 

それからさらに年月が過ぎ、アセンションに絡む様々なダウンロード体験や至福体験を通じた引き上げなどが始まり、古代エジプトの叡智に関する事柄を調べ始めた時に、自分が調べようとしている失われた黄金ファラオの叡智は今でも中東のイラン国境の近くに住む部族の中に残っていると上から教えられました。

そしてホノルルのサイキックの女性に「どこかにまだ残っているようなんだけど」と話したら、彼女は「エジプトではなく、中東のアラブの砂漠に住んでいる小さな部族だと思うわ」と答えました。
 

ローゼンクロイツ氏と薔薇十字のことを調べていた時に、この〝M〟に行き着いたのです。
 

ローゼンクロイツ氏は現在のイエメンにあるダルカムに住むダルカムの賢者達に会いに行き、そこでアラビア語、数学、自然学を学び、〝Mの書〟と呼ばれる奥義をラテン語に翻訳しているのです。
 

ローゼンクロイツ氏の翻訳した〝Mの書〟は彼が執筆して出版したその他の著作の成り行きとは違い、死後120年後に遺体が完璧な状態で発見された際に、彼の手の中に収まっていたとされています。

〝M〟という文字が現しているのはラテン語で〝ツール(道具)〟を意味するムンダス(Mundus)の頭文字で、その他に女性の飾り物、宇宙、星々、地球、人類愛、そして苦悶する世界という意味もあります。

薔薇十字というシンボルを調べてみると様々な解釈が現れます。

 ・十字架は人間の身体で、薔薇は個人の開かれていない意識を象徴する


 ・薔薇は沈黙を、十字架は救済を現す


 ・スピリチュアルな世界へ上昇しての再臨を象徴する


 ・薔薇は女性、十字架は男性、その双方で宇宙的な性器を現している


 ・錬金術師の究極の作品〝賢者の石〟を象徴する


 ・ゴールデンダウン(黄金の夜明け)のヘルメス法令の象徴


 ・フリーメーソンでの薔薇十字騎士団の象徴


解釈は時代の変遷や薔薇十字をシンボルとして掲げている組織の在り方によって異なっていますが、最も基本的な意味は〝覚醒による救済と不老不死〟で、その先に見えて来るのが人類愛と意識の覚醒へ導くための奉仕活動です。 

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第4章 アセンデッドマスターの囁き
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 ▶シャスタ山へ
 ▶シャスタ山ラヴェンダー農園
 ▶シャスタ山でのコンタクト
 ▶シャスタの街の建国記念日
 ▶聖ジャメインの現れたパンサー・メドウ
 ▶シャスタの街の建国記念日
 ▶UFOの下を通過して
 ▶背中に現れたギザの地図
 ▶アセンデッドマスターの赤い薔薇
 ▶金星人との対話
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